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新卒採用においてカルチャーマッチングの重要性とその選考方法とは?

 採用活動を行う上で、重要なのは入社した後に活躍してもらうこと、チームにとって良い影響をもたらすことです。

会社という組織はすでにカルチャーが出来上がっているため、その一員に加わる上で、そのカルチャーに共感をしているか、そもそもマッチングしているというのが非常に重要です。

今回は、会社として成長していくためにも採用活動におけるカルチャーマッチングの重要性や、カルチャーフィットを測る選考方法をご紹介します。


目次

 カルチャーマッチングとは

 採用活動においてカルチャーマッチングを重視するメリット

 新卒採用におけるカルチャーマッチングの選考方法


カルチャーマッチングとは

 カルチャーマッチングとは、企業におけるカルチャー(社風や理念、ビジョン、価値観)などに就活生・求職者が共感しているのか、適している・合っているのかを採用基準に設ける採用手法のことです。

採用の時点で、カルチャーマッチする人材を採用することにより、組織にとっても入社する方にとっても、良い影響を与えます。

では、どのようなメリットがあるのかをご紹介します。


採用活動においてカルチャーマッチングを重視するメリット

カルチャーマッチング 重要性

 採用活動において、カルチャーマッチングを重視するメリットは2つあります。


1.心理的安全性の確保に繋がる

 組織に新しく人が入るということは、良い意味でも悪い意味でも組織のそれまでのカルチャーが変化する可能性が高いです。

カルチャーが著しく変わってしまうと、それまで在籍していた優秀な人材の流出してしまう可能性があります。

そこで、新しく入ってくる人材に関しては、大前提としてカルチャーに共感しているという条件をつけることで、多少カルチャーは変わったとしても良い方向に変化することが考えられることや、そもそもカルチャーに理解をしているので、本人にとっても組織のメンバーにとっても働きやすい環境になるため、全員の心理的安全性の確保に繋がります。


2.離職率が減少する

 1992年、ジェリダンという研究者が会計事務所の離職率について調査したところ、採用においてカルチャーフィットを重視する会計事務所の方が、スキルや能力を重視する会計事務所より、入社して6年以内の離職率が低く、平均で14ヶ月長く勤務するという研究データが出ています。

研究のデータよりもわかりますが、カルチャーとマッチングする人材を採用することで、長く勤めてもらえる上、離職率が低くなります。


新卒採用におけるカルチャーマッチングの選考方法

カルチャーマッチング 選考方法

 具体的に、新卒採用においてカルチャーマッチングを測る方法をご紹介します。


1.書類選考

 書類選考でカルチャーマッチングを測るポイントは、これまで経歴からその人のこれまでの行動から価値観に対する仮説を立てることです。

これまでの経歴を辿っている理由や、資格を取得している理由を推測し、仮説を立てます。

ここで、カルチャーとマッチしているのかを判断をするのではなく、あくまでも仮説として立てておいて、面接の際にその仮説が当たっているのか、就活生・求職者の価値観とカルチャーはマッチしているのかを判断しましょう。


2.適性検査

 適性検査では、性格や価値観などの定性的なデータを取得することが可能です。

適性検査に答えてもらったデータを元に、自社のカルチャーに合っているのかを確認することは、1つの判断材料になります。


3.面接

 面接では、書類選考で立てた仮説を元に推測通りであったか、それとも他の価値観の元行動していたのかを確認しましょう。

書類に記載されていることやこれまでの行動に関する質問をし、行動原理を把握してその行動原理がカルチャーとマッチングするかを判断しましょう。

質問内容は、これまでの行動と、どのような会社で働きたいのか、組織で活動する上で重要だと思うことは何なのかがカルチャーマッチングを測る際に有効な質問だと考えられます。


最後に

 今回は、採用活動におけるカルチャーマッチングの重要性や、カルチャーフィットを測る選考方法をご紹介しました。

会社は組織ですので、全員で同じ方向を向いて進めることが一番の理想です。

その全員が同じ方向を向くには、組織のカルチャーを定義して、そのカルチャーに共感、フィットする人を採用する必要があります。

ぜひ、採用活動を行う際に、カルチャーマッチングを重視してみてはいかがでしょうか。

橋本 大祐

橋本 大祐

新卒採用担当者向け情報サイトSAIYOの編集長。 これまで、新卒採用に関するコンサルティングやイベントを実施。 キャリタス就活、OfferBoxやgoodfindなどの新卒採用支援企業や、東京大学・日本大学などでの新卒採用に関するイベントでの9つのイベントに登壇実績あり。

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