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新卒採用における「求める人物像」の作り方や設計方法とは

 採用活動を行う中で、どのような人材を採用すれば良いかわからない、チームで採用基準の認識がずれているなどの問題は起きていませんか?

そのような問題を解決するのが、「求める人物像」をしっかり定義することです。

きちんとその採用基準や、採用する人物の基準を言語化して定義することで様々なメリットがあります。

今回は、その「求める人物像」の作り方やその後の活用方法をご紹介します。


目次

 求める人物像とは

 求める人物像を設計する方法
  1.求める人物像を設計するための情報収集
  2.求める人物像の採用要件の要素を決める

 求める人物像の活用方法


求める人物像とは

 求める人物像とは、会社を成長させたり安定的に経営をしていくにあたり必要な人材の採用基準となる人物要件を定義したものです。

採用人物像をしっかりと定めることにより、採用活動において作業の業務が円滑にできることや施策を考えやすくなるなどのメリットがあります。


求める人物像を設計する方法


 求める人物像を設計する方法は、

1.求める人物像を設計するための情報収集

2.求める人物像の採用要件の要素を決める

という2つのステップの順に作っていきます。


1.求める人物像を設計するための情報収集

求める人物像 情報収集

 求める人物像を設計するにあたり、会社の方向性や自社の活躍している社員を参考にして設計するようにしましょう。

求める人物像を設計するにあたり、次の3点を整理しましょう。


(1)会社の経営計画・事業計画

 会社の経営計画や事業計画では、採用計画も含めてして作成されています。

どのようなポジションでどのようなスキルを持った人材が何名必要なのかを確認しましょう。


(2)経営理念や自社のミッション・ビジョン

 経営理念やミッション・ビジョンは、会社が目指している方向性や目標、そしてそのための施策を表しています。

その方向性に向かっていくにあたり、社員にはどのような要素や行動が求められるのかを確認しましょう。


(3)成果を残しているハイパフォーマーのコンピテンシー

 実際に自社で結果を残しているハイパフォーマーのコンピテンシー(その成果をあげるために備えている要素)を把握する必要があります。

採用した人材が入社後に活躍してもらうために、自社で活躍するために必要な要素や行動特性を分析しましょう。


2.求める人物像の採用要件の要素を決める

求める人物像 定義

 1で情報収集を行うことで、自社で活躍するため・方向性に向かって進んでいくために必要な要素はある程度イメージできるようになるかと思います。

続いてその調べた情報を元に次の 項目をそれぞれ基準や要素を決めていきましょう。

(1)能力(学力、思考力、コミュニケーション能力等)

(2)スキル(専門性、技術知識、保有資格等)


(3)経験(対人折衝、企画、研究等)


(4)属性(性別、年齢、勤務地等)


(5)社会適合性(志向、価値観、性格、社風との合致等)


(6)勤務条件(給与、勤務時間、勤務地等)

それぞれ6項目の理想の状態や最低基準等を言語化していきましょう。

また、近年ではこの求める人物像をWeb上に公開することもありますが、社内用と公開用で分けるなど、公開する際は全て公開するのではなく、一部で良いかと思われます。


求める人物像の活用方法

求める人物像 活用方法

 この求める人物像をきちんと定義して設計をしたら、次のようなものに活用します。

1.採用計画

2.採用広報の情報発信

3.選考フローや戦略の設計

4.内定者・新卒育成・教育

採用活動は内定を出して終わりではありませんので、その求める人物像により近づいてもらうためにも、採用するところから入社してからもそれぞれ戦略を立てて行動していきましょう。



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橋本 大祐

橋本 大祐

新卒採用担当者向け情報サイトSAIYOの編集長。 これまで、新卒採用に関するコンサルティングやイベントを実施。 キャリタス就活、OfferBoxやgoodfindなどの新卒採用支援企業や、東京大学・日本大学などでの新卒採用に関するイベントでの9つのイベントに登壇実績あり。

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