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内定辞退を防ぐには?内定者フォローのポイント5選と企業事例3選

 採用活動を頑張ったのに、内定者が辞退してしまった。

そのような経験をしたことがある採用担当者の方も少なくないと思います。

内定者は社会人になるということで、入社するにあたり不安や疑問を沢山抱えています。

採用担当者は、その不安や疑問を解消して少しでも内定辞退を防ぐことができるよう、内定者のフォローに取り組みましょう。

今回は、内定辞退を防ぐための内定者フォローのポイントや企業の事例をご紹介します。


目次

 内定辞退とは

 内定辞退者は増加傾向にある?

 就活生が内定を辞退する理由とは?

 内定者フォロー5つのポイント

  1.定期的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く

  2.内定者に期待していること・なぜ内定を出したかを伝える

  3.内定者同士や社員とコミュニケーションをとってもらう

  4.内定者の不安を払拭できるように務める

  5.内定者自身について理解に務める

 内定辞退を防ぐための内定者フォローの企業事例

  1.インターネット上で内定者と人事専用のグループを作成してコミュニケーションを取る

  2.内定者教育ツールを活用し、教育とコミュニケーションのどちらも図る

  3.採用担当者が内定者の保護者に会いにいく


内定辞退とは

 内定辞退とは、企業と就活生の間で公ではないが企業側から内定を受けて、その企業に就職が決まっていたものを、就活生本人の都合により辞退することです。

企業にとって内定辞退とは、優秀な人材を失うことや、その人材を補填するために採用活動を行う必要があるなど、企業側としてはできるだけ避けたいことではあります。

しかし、内定辞退を防ぐ上で自社でフォローをしておけば内定辞退を防げたケースもあれば、どうしても防ぎようのないケースもあるかと思います。

今回は、自社でフォローしておけば内定辞退は防げたのではというケースに関してそのポイントをご紹介します。


内定辞退者は増加傾向にある?

内定辞退人数 内定辞退率

出展:就職白書2018 -採用活動・就職活動編|就職みらい研究所

 画像は、2016年卒業から2018年卒業の就活生の内定辞退人数と内定率です。

企業規模や業種に関わらず多くの企業で内定辞退者が半分ほどというのがわかるかと思います。

そのため、内定辞退者は増加傾向にあるとは一概に言えませんが、高い確率で内定辞退が発生しているということは確かです。


就活生が内定を辞退する理由とは?

 就活生が内定を辞退する理由とは、どのような理由があるのでしょうか?

内定辞退 理由

出展:面接前、面接後、内定後の辞退理由ランキング「辞退の心理2016」|人事のミカタ

少し古いデータになりますが、人事のミカタが発表した『面接前、面接後、内定後の辞退理由ランキング「辞退の心理2016」』によると、内定辞退の理由で多いのが

1位:勤務地・給与と折り合いがつかなかった

2位:他社での選考が通過した、内定が決まった

3位:社風が自分に合わないと判断した

4位:求人情報や面接時の条件と齟齬があった

5位:最終選考の面接官の行動や態度が悪かった

という理由になっています。


内定者フォロー5つのポイント

 内定者フォローを行う上で、特に重要な5つのポイントをご紹介します。


1.定期的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く

 当たり前ですが、採用活動は内定を出して終わりではありません。

その後、入社した後も自社で働いてもらうので、内定者フォローとしてというよりもこれからの仲間に対してという意識でコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていきましょう。


2.内定者に期待していること・なぜ内定を出したかを伝える

 内定者を入社するにあたり、自分が会社に何を期待されているのかわからず、不安になってしまうことがあります。

そのため、なぜその人を採用したのか、どういうことを期待しているのかを伝えることで内定者もその不安を軽減させ、その期待に対して頑張ろうというモチーベーションも上がります。


3.内定者同士や社員とコミュニケーションをとってもらう

 内定者は、社会人になるということで環境が大きく変わります。

どういう人とこれから一緒に働くのかというのはやはり気になりますので、内定式の中で懇親会を設けることや、社内イベントに招いてコミュニケーションをとってもらうことで、その悩みも軽減することができます。


4.内定者の不安を払拭できるように務める

 内定者は、上記以外にもたくさんの疑問や不安を抱えていることが多いです。

人事やメンターを付けるなどして、その疑問や不安を入社までに少しでも解消できるように務めましょう。

内定者の要望なども聞けると、よりどういうことをすべきかが明確になりますので、ぜひ密にコミュニケーションを取りましょう。


5.内定者自身について理解に務める

 内定者はこれから一緒に働くメンバーです。

内定者フォローのやり方はいくらでもありますが、一番はその人のことを知ろうとすること、そしてその人に合わせたフォローを行うことです。

内定者自身に向き合い、内定者と採用担当者、内定者と会社の双方で相互理解を深められるようにしましょう。


内定辞退を防ぐための内定者フォローの企業事例

 実際に内定辞退を防ぐために企業が実施している内定者フォローの事例を紹介します。


1.インターネット上で内定者と人事専用のグループを作成してコミュニケーションを取る

 サイボウズ株式会社では、「サイボウズLive」という内定者と人事が連絡をとったり、グループでコミュニケーションを取ることができるツールを活用して、相互理解を深める取り組みを行なっています。


2.内定者教育ツールを活用し、教育とコミュニケーションのどちらも図る

 MHソリューションズでは、モバイルナレッジという内定者が入社するまでに社会人基礎力を付けるためのカリキュラムが組まれた教育ツールを活用し、モバイルナレッジを内定者に展開することで、内定者教育を行うと共に、そのツールの中のタイムライン機能で内定者同士、コミュニケーションを取ってもらうようにしています。


3.採用担当者が内定者の保護者に会いにいく

 株式会社ベーシックでは、内定者の保護者が了承をすれば、内定者の出身地に問わず、内定者の実家に足を運び、自社の説明や内定者や保護者が困っていることや不安に思っていることを解消する場を設けています。

内定者から保護者に会社の説明をすることは難しい場合もありますが、採用担当者が赴くことでより内定者の保護者の不安も払拭することができます。


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