
企業説明会の基本的な内容・流れと用意しておきたいコンテンツとは
新卒採用活動を行う企業であれば、ほとんどの企業が実施するであろう企業説明会。
しかし、ホームページに掲載している情報をただ紹介するだけの説明では、就活生も飽きてしまい、興味を持ってもらうことができません。
そこで、企業説明会を実施する上で、多くの就活生に興味を持ってもらうためにも必要なコンテンツをご紹介します。
目次
企業説明会を実施する目的とは
企業説明会を開く目的は、その説明会に参加している就活生に、自社により興味を持ってもらうとともに、就活生が自社に持っている疑問点を解消することです。
合同説明会などを除き、就活生が会社説明会にエントリーする段階で、既にその会社の表面的な情報は知っていることが多いので、会社の概要に多くの時間を割くのは非常にもったいないです。
企業説明会の基本的な内容と流れ
まずは、企業説明会の一般的な内容と流れを紹介します。
1.司会者からの挨拶
2.会社の概要の説明
3.会社の詳細な事業の説明
4.会社のビジョンや福利厚生・文化の説明
5.先輩社員からの話
6.募集職種・選考スケジュール・今後の選考フローの説明
7.質問受付
8.アンケート、インターンシップ・本選考へのエントリー
このような流れで、1~2時間ほどで実施し、学生に自社により興味を持ってもらい、最終的にインターンシップや本選考にエントリーを促します。
企業説明会で用意しておきたいコンテンツ
上記で、一般的な企業説明会の内容と流れをご紹介しましたが、いずれの内容も基本的に企業が就活生に対して一方的に話すたま、就活生が途中で集中力を切らしてしまうことが考えられます。
そのため、双方向でコミュニケーションを取れるもしくは、体感してもらうコンテンツがあると良いと思われます。
そこで、オススメのコンテンツを2つご紹介します。
1.グループ座談会
大勢の前ではなかなか質問しにくいと思われますので、参加者をいくつかのグループに分け、そこに社員を参加させ、座談会形式で自由に質問できる時間を設けることで、選考やインターンシップにエントリーするにあたり、不安や疑問に思っていることを払拭できる可能性があります。
就活生も、
・先輩の社員がなぜその会社を選んだのか
・どういう仕事をしているのか
・今後何をしていきたいのか
などは気になると思いますので、事前に座談会のテーマに設けても良いかと思います。
2.グループワーク
会社説明の話を踏まえて、どういうことを感じたのかや今後どういう仕事をしたいと思ったのかなど、企業説明会の際はまだ選考ではありませんので、話しやすいテーマで自社について考えてもらうなど、話を聞くだけではなく、考えてもらう時間を設けると良いと思います。
最後に
今回は、企業説明会の基本的な内容・流れと用意しておきたいコンテンツをご紹介しました。
企業説明会の集客がうまくいっても、説明会からエントリーしてもらえないと非常に勿体無いです。
しっかりと会社説明会の中でどういう内容が必要なのか、どういう流れだと良いのかを考えて、設計してみてはいかがでしょうか。